塾講師が本当に生徒に伝えたいこと

志望校合格に本当に必要なことは,塾業界での常識とは異なることが多数あります。それを可能な限りお伝えします。

過去問分析では、まず解説を見る

過去問分析をするときは、まず解説から見ることをお勧めします。

そしてすかさず問題を読むのです。

少しでも問題に対する心理的なハードルをさげ、

  • 問題で問われている単元と内容
  • 解答分量と記述内容のレベル

をまず把握することに努めます。

 

その学校が要求する単元とそのレベル感を味わうことが大切です。

それにより、

  • 速さの問題が毎年出ている
  • 立体の切断は数年に一度くらいしか出ない
  • 場合の数は全く出ない

などという、その学校特有の傾向があればそれを実感します。

 

その自分で見つけたデータを基に、

  • どの単元を
  • どのレベルまで
  • いつまでに

仕上げるかを仮決めします。

例えば、

  • 4月に速さ
  • 5月に平面図形
  • 6月に○○算
  • ・・・

のように割り振ります。

 

そして、例えば使用する「■■問題集」の速さの単元が30問あるとするならば、4月にこれを全て解けるようにするため

  • 定着を図るため、同じ問題を3回ずつ解く
  • すると1日あたり3問ずつ進める(のべ30問×3回÷30日)
  • これなら無理なく実行できる
  • そこで予定表に書き込む(いつ、どれくらい)

などと決めていき、スケジュール化します。

あとは、実行あるのみ。

 

もちろん、定着度合いを途中で確認しながら進めた方がよいのですが、

3回繰り返す前提で計画していますので、難しく考えずに実行することに集中すればよいのです。