塾講師が本当に生徒に伝えたいこと

志望校合格に本当に必要なことは,塾業界での常識とは異なることが多数あります。それを可能な限りお伝えします。

オリジナルの復習教材と管理表を開発し、成果を必ず出す仕組みづくりを始めます

 生徒と同じ時間帯と空間を共有しなくてもいいのでは?

申し上げるまでもなく、今までも計画的に復習のタイミングを指示しその達成度合いを確認し、最適な期間で必要なレベルまで引き上げるということは行ってきております。

 今までの指導の進め方は、

  • 生徒と直接向き合い
  • 今何ができて、何ができないかを確認し
  • 今改善すべきことを伝え
  • 次回までに何をすればよいかをスケジュール化し
  • 毎回達成度合いを確認する

というものです。

これでも結果は出ているので、大きな問題点はないのかもしれません。

しかし、この進め方の最大の欠点に気づいてしまったのです。

 

私がボトルネック(障害)になっている!?

結局、私を通さないと生徒は次に何をすればよいかがわからないんですね。

結果がそれなりに出ていたので気づかなかったのですが、

本当に身につけてもらうべきことは次のことでした。

  • 何をすればよいかを決める考え方
  • いつすればよいかを決める考え方

そう、何をいつすればよいかを教えるのではなく、

それを自らが導き出せるようになってもらうことが大切なのです。

復習したくてもできない、をなくします

一度聞いてすぐに覚えて使えるようになればそれに超したことはありません。

でも、そんな夢物語をぼんやりと期待していても成果なんて出ません。

 

身につけるべきことは何度も繰り返し練習することが必要です。そのとき、解説が必要なテキストしかなかったら、生徒はどうすればよいのか。

 

テキストだけ読んでもわからないから授業が必要なのですから、せっかく復習しようとしてテキストを読んでも、なにをどうしてよいかがわからないのです。

 それでは復習しませんよね。何か書いておかないと怒られると考える生徒は答えを写してできたふりをすることになるのです。

当然の帰結です。事前にわかっているなら、教える立場の私が対処しなければいけません。生徒にすべて任せてしまってはいけなかったのです。

 

ものとしての教材セットをつくります

そこで、今シーズンから復習に必要なものをパッケージ化した教材セットを開発することにしました。

 

前職で身につけたExcelVBAはかなり高度なことまでできます。

まずはそれをもとにたたき台をつくり、

並行してPHPやPythonなどのプログラミング言語を学び、

ゆくゆくはWebやアプリ作成につなげて

より使いやすいものにしていくことにしました。

 

手段は現時点でよしと思うことに過ぎないので、今後変わっていく可能性はあります。生徒にとって使いやすくて効果的なものをつくるという方針に沿って進めてまいります。