生徒に成果が出るのなら、自分にも成果が出るのではないか?
合格パッケージ(仮称)をつくる
前回、合格パッケージをつくる宣言をしました。
申し上げるまでもなく、今までも計画的に復習のタイミングを指示して都度その達成度合いを確認し、最適な期間で必要なレベルまで引き上げるということはおこなってきております。
しかし、考えてみると、今のスタイルでは契約をしてくださった目の前にいる生徒の役に立つことだけで止まります。ビジネスですからそれはそれでかまわないのですが、何も常に私が目の前にいるときにだけ指導を受けるスタイルにこだわらなくてもよくないか?
と気づいたのです。
私が何らかの指示をすることについて、
- どういう目的でその指示をしているのか
- どうすれば自分で復習するタイミングを管理することができるのか
- 管理表はどのようにつくればよいか
- どの教材をどの順に取り組めば良いか
ということを生徒や保護者の方とあらかじめ共有しておけば、必要な行動を私が行く前に必要なタイミングで行うことができるようになります。
そして、この仕組みをものとしてパッケージ化してしまえば、それを直接契約をしていない方たちにも提供することができるので、より多くの人の役に立つことができると今更ながら気づきました。
これはやるしかない、ということです。
- 情報を受け取る側の立場である生徒や保護者の方
- 情報を出す側の立場である私
の両方が喜ぶスタイルが出来上がります。
つくるのには手間も時間もかかるが
ただ一つ、問題点があります。
この、ものとしてパッケージを作る、という作業が思ったよりも大変です。
理想的には、1年間かけて合格レベルまで持っていく情報をひとまとめにしたいのですが、いきなり短期間でそれを全て作ることは個人事業主である私にとって、開発時間とコストの関係から難しい話です。
自分で自分を指導する
と思ったのですが、そこで生徒にいつも伝えている内容を私自身に伝えてみました。自分で自分に
「あなたは短期間で合格を勝ち取るためにどう導くか、というサービスを提供しているのではないか。」
「それを自分の仕事に当てはめてみてはどうか。」
と問いかけたのです。
達成するために数ヶ月かかる見込みの大きな仕事をする時は、
- 達成したい目標を決める
- 何段階かに分けて都度達成する中間目標を作る
- その中間目標に向かって1ヶ月、1週、1日あたりどのくらい進めればいいかを見積もる
- 毎日具体的に何をすれば良いかを計画に落とし込み実行する
いや、我ながらいいこと言ってますね。それはそうです。これを実行して何人もの逆転合格のお手伝いをしてきていますから。効果実証済みです。
先人の知恵を拝借し活用する
これを私自身が気づいて実行してきたと言うと格好いいのですが、残念ながら受け売りです。自分自身が中学生の時に、学習法の本を読んで学び、実行してきたことです。
所詮、何十年も前から何をどうすればいいか確立されている技術を身につけるだけのことですから、先人の知恵をフルに活用すれば良いだけのことです。
当時と違って、今はものとしての出版物を作ることや、授業動画を作って必要な人に見てもらうことをするためのハードルがものすごく下がっています。これを10年前にやろうとしたらものすごくコストがかかったわけですから、一個人が簡単にできるものではありませんでした。
でも今は、もともと持っているパソコン、スマホを使って、ほぼ追加費用なしに電子書籍や解説動画を作ることができます。こんな恵まれた時代にいるのですから、これを活用しない手はありません。
人からの紹介を待つのではなく、来年の受験に向けた新しい取り組みにチャレンジすることを決めました。新しい出会いも期待でき、私が役に立てる範囲が広がっていくイメージを持つことができ、ワクワクしています。具体的な進捗は追って紹介してまいります。