今の自分のレベルを確認して、志望校過去問との差を認識する
以前の記事について補足します。jukenshidou.hatenablog.com
過去問分析をした後は今の自分のレベルを確認して、
志望校の過去問が要求しているレベルとの差を認識することが大切です。
そのギャップを埋める作業が本来の受験勉強です。
定番の参考書を問題集や塾のオススメ本を
何も考えずに解けばよいというものではないのです。
確かに、新設校を除き、どの学校についても受験情報はたくさんありますから、
どの学校を受けるならどの問題集を仕上げるべき、
という定番のものはあります。
もちろん、使える(概ね6~7割は解説を頼りにすれば自習で扱える)ならばそのまま使えばよいのです。
しかし、その問題集が自分に合っていないときにまで、どうしてもこなさなければいけないのでしょうか?
もちろん、そのときは他の本を使えばいいのです。
なにか生理的にあわないというのなら同レベルのものから選べばよいでしょう。
その定番の本がレベルが高すぎて、解説を読んでも理解できないものが多数あるということなら、思い切って初歩的なところから扱っている参考書、問題集から順に取り組んでいくことが必要です。
根性と気合いとプライドだけに頼って、扱いきれないレベルのものを無理して使う必要などないのです。初歩を固めてから進めば、思っていたほど難しくはないな、と評価が変わったりするものです。
まずは、教科書傍用レベルの問題集を解いてみて、
7割以上はすらすら正解できる(実際に計算して答えを出してみることが大切です)なら、次の段階にすすめばよいでしょう。
それが難しいのなら、初歩的なレベルから地道に復習していくことが必要です。
焦らずに、一歩ずつレベルを上げていきましょう。